スイス・エスコマチック
スイスエスコマチック自動旋盤の特徴
本機は従来の棒材から製品を切削する、いわゆる自動旋盤とは根本的に異なり、材料としてコイルのままの線材を使用する方法です。したがって材料は回転せず、刃物が材料のまわりを回転し、切削加工を行うことが大きな特徴です。
- コイル材を使用するため、一般の伸線材に比べて材料費が安く、また切削による棒材末端の無駄がないため、材料の大幅なコストダウンになります。
- 製品は両チャックで加えたまま切り落とすので、製品に『だぼ』が残りません。
- 切削加工後、製品と切屑は完全に分離されます。
- 丸棒以外の異型なコイル材も自由に加工が可能です。
- 同一製品の多量生産に最適であることはもちろん、多種少量生産の場合でも、短期間で切替が可能です。
- 一人の作業者で十数台の本機をコントロールすることが可能です。(無人運転も可)
- 運転中の騒音が少なく、所要面積が小さくても設置が可能です。
本機には自動伸線機が組み込んであり、コイル材は自動的に曲がりを矯正されてから切削されます。
前述の特徴より、本機は全く新しいタイプの自動旋盤機であり、材料をコイルのまま本機にかければ、後はあたかもトランスファーマシンのごとく、製品だけが所定の場所に集められ、製造中はもちろん切削後の処理も全く不要です。しかも精度が高く、材料費および工数を大幅に削減できる文字通りの『自動旋盤』です。
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